私が思うweb広告ですが、これは新聞という媒体に代わる宣伝媒体であるというのが私の結論です。何故、そう言い切れるかですが、新聞の利点は、新聞を読む物しか広告を見ることが無いという点にあり、見たくないものは新聞の広告欄を見ないという選択ができますが、web広告の場合、見たくないから広告を表示しないという手段を講じれるのは、広告のフィルター機能を有料で提供を受けている物だけであるためです。
つまり、広告を打ち出す側は、相手側が広告のフィルター機能を搭載していないのであれば、興味があることを相手側が調べたりしていることを把握することが可能で、かつ相手側が興味を持つ情報を広告と称して提供できるのです。逆を返せば、相手側がフィルターを有効活用しており、個人情報を提示しなかった場合、広告を提供したい側は情報を把握できませんので、自らが作成したネット広告をインターネット上のブラウザに表示できないのです。
その上で、web広告の問題を挙げるとすれば、効果効能が無いサプリメントなどを効果があると記載して販売していることがあげられ、医薬品法に触れている物を利用者側が知らず知らずのうちに購入しているかもしれないことです。これは、広告を見て商品を購入しただけでありますが、責任はどこにあるかを追究した場合、両方にあるのではないかということです。その為、こうしたケースの場合、有料のフィルター機能がそうした広告は表示させないというビジネスを展開しており、広告を作る側と広告を防ぐ側、両者は対立関係にありながらビジネス関係であるということがweb広告の仕組みだと私は考えます。
なお、こうした対立関係上にある物が密接に関わるというのは私個人としては珍しいことではなく、例えば学校と塾の関係はまさに両者が対立関係にありますが両方ともビジネスであるといえ、お互いが関係しあうことで両者ともに得をするという仕組みにあるため、web広告は新聞に代わる媒体ではあるが、自由に見たり削除することはかなわず、それを可能とするのがフィルター機能で優勝の機能であるということが私が持つweb広告の知識です。