友人だからという理由での制作依頼に気を付けろ!

これは私の個人的な体験談です。

HP作成に関する知識が無い友人や知り合いからHP制作の依頼が来ることは、WEBデザイナーであれば経験する事があると思います。私もその一人。
WEBデザインのお仕事ができるようになりたくてWEBデザイン学校に入り勉強をしました。
念願叶ってWEB制作の仕事に就くことができ実績をコツコツ積む毎日を過ごしていたそんなある日、友人がHP制作についての相談があるとのこで聞いてあげることに。
相談内容はHP制作会社に依頼すると数十万~100万単位と幅広く、適正価格がわからないということと、安ければ安いほど良いとのことで私に相談してきた運びでした。のちにまさか後悔することになるとは…

失敗 その1.料金の取り決め
友人ということもあって簡単なページでよければと依頼を受けることに。
ここで失敗その1です。料金を決めず、着手してしまった事。友人の為、金額の話を出しずらかったのもありますが。ここまでやったら●円または1ページ●円っと先に取り決めた方が良かった。

結論 ➡ 友人価格でもよい。お金はもらう前提で話を進めましょう。

失敗 その2.依頼者の知識レベルの確認
HPの依頼者がどのくらいのWEBサイト運用に知識があるか事前に把握していなかったことで、制作作業以外のフォローが必要となってしまった。納品後、WEBサイトの運用開始となりますが、ドメインの取得、サーバーの契約、更新作業もアップロードも知識が無い方で、WEBサイトの更新に関する必要なツールや使い方、更新部分の編集方法までもレクチャーを行わなくてはならなくなった事。

結論 ➡ 運用は誰がやるのかなど、先に話を聞いて把握してから請け負うか決めよう。どこまでフォローが必要になってくるかわからないと後からの追加作業が沢山発生します。運用もできない、更新もできないようであれば、保守費をしっかりもらって請け負う方法もあります。

失敗 その3. タダはダメ!絶対!簡単に手に入れたものは大事にしない
親切心からほぼ無償で作ってあげたWEBサイトでもやはり、喜ばれたいし大切にしてほしい気持ちはクリエーターであればだれでも持っていると思います。しかし、お金もかけずに簡単に手に入れたものは、その人にとってはその価値でしかなく、大切に長く使われる事はほとんどありませんでした。

結論 ➡ タダで請け負う事は、どんなに仲が良くても避けた方が良いです。お金さえもらっておけば、納品後、どのように扱おうが購入者の勝手と割り切れますから。

以上、私の体験談が誰かの役に立ち、同じ目に合わないことを祈ります。