SEO対策で必要なコンテンツの文字数は?

SEO対策では文字数が意識されることが多いです。タイトルやコンテンツ(本文)もそうです。特にブログ記事では掲載順位を高くするために、より文字数が多いほうが有利なのは事実です。しかし実際にはどれくらい文字数が多ければいいという明確な基準はなく、検索キーワードによってバラつきがあります。必要な文字数についてどのように考えればいいのか、解説していきましょう。

■検索キーワードと必要な文字数の関係性は?

検索キーワードによって、知りたい内容や疑問の深さは大きく異なります。まず前提として検索者の疑問に対する答えが、しっかり提供できるサイトはSEO的に評価される傾向にあります。そのため、疑問の深いキーワードに対しては、説明するために多くの文字数が必要となるでしょう。反対に、すぐ答えが提示できるようなキーワードには、文字数は多くなくても問題ありません。

ただし一つ注意点があります。例えばあるキーワードで検索した際に、上位サイトが全て5,000文字以上書かれていたとします。すると上位に入るには少なくとも5,000文字は必須ということになります。あくまでも検索順位は相対的に評価されるものなので、上位サイトより文字数が多ければ優位に立つことができます。しかし役立つ内容で無ければ順位を落とされる恐れがあるので、単純に文字数だけでSEO対策を考えられないのが実情です。

■共起語は多い方がいい?

共起語とは検索キーワードと関連性の高いワードです。検索エンジンは共起語を検索順位決定の頼りにしているので、当然共起語が多い方が有利となります。共起語が検索エンジンに評価されるのは、読者の役に立つサイトを検索ページの上位に持っていきたいからです。

読者に役立つことを書いているサイトは、自然と共起語を含みやすいですし、文字数も多くなります。これを逆手に取って共起語を多く含ませるやり方は有効なのですが、やはり「役立つことを書く」という意識に勝るものはありません。まず読者のことを考える、そしてその補助として共起語を意識する。このやり方がSEO対策において非常に有効だと言えるでしょう。